[ 前の記事 ] [ 次の記事 ]

血液がドロドロになりやすい人はこんな人

 

年齢が高くなるにしたがって普通の人ならば誰でも健康が気になるところですが、この血液がドロドロになりやすい人には、大きく分けて二つのタイプがあります。

一つは食べすぎ、飲みすぎで肥満傾向がある人、いわゆる身体にものが詰まって出せない人、病気でいうと肥満、高血圧、高脂血症、高尿酸血症、糖尿、中性脂肪が高い等血管の中の血液の成分が多くなることで病気を発症しているケース。

二つ目は、人間を構成している体液がもともと少ない人で物質の少ないことで相対的に血液が濃い状態になっている人である。このタイプの人は、体液が相対的に濃いことと自律神経失調症や不眠、動悸、いらいら、身体に痛みが走りやすい傾向、筋肉が引きつりやすい、水分をもともとあまり取らないなどの特徴があります。

病気でいうと不安神経症、不眠症、やせすぎ、動悸、不眠、更年期障害、甲状腺機能亢進症、糖尿などがあります。

最近、話題になったSさんの場合は、もともと糖尿がありながら水分をあまり取らないで緊張を強いる仕事をしていたとのこと、これって中国医学では、体液が濃く血液ドロドロの状態にストレスが加わった状態ですよね。

だから脳梗塞が起こっても不思議ではありません。

ここで注意しておきたい事は、血液が濃い人は、薄めるという機能が働かないので水分を取る事をしないということなのです。

これがいわゆる血液がドロドロになりやすい人の特徴です。

bud.gif多摩中医薬研究会bud.gif