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老化防止には運動と補腎と活血が常識
高齢化社会と言われて久しいが、今までも現在もそうですが、高齢の方が急激に増えてくる。
高齢化にとって最も危惧するのは、いかに健康で年をとるかということである。
歳をとったら息子や娘に世話になりたくないという高齢者が多いと私達には聞こえてくるが、自然と待っているだけでは相当難しいと言う事は申し上げたい。
人間はその寿命をどんどん延ばしたことまでは良かったが、最終的には脳が壊れるか、肉体が壊れるのかである。
これは自分自身では選択できないことである。
そこで高齢になっても出来るだけ動けなくなる時間を短くするには、必ず次のことを実践しなければできないと私達は考えている。
すなわち、長野県の例に代表される高齢者の肉体強化と中国医学で教えてくれているホルモン系の機能と物質を出来るだけ補い、血液を絶えずサラサラにしておく事である。
中国医学では、ホルモン系のことを「腎」と呼ぶが、これが充足しているとそれが脳海(脳)を養ってくれていると言う考え方があり、現に中国では、動物実験で副腎を取った動物と副腎を取ってもホルモン系の機能と物質を補った動物で違いがはっきりと出ている。
人間でも脳梗塞を起こした人に同じような措置をとった結果、奇跡的に回復をしている人が多くいる事は事実である。
腎の機能と物質を出来るだけ補う「補腎」という考え方と血液の質をいつもサラサラの状態に保つという「活血」という考え方を組み合わせることに長野県で代表される高齢者の肉体強化を組み合わせる事は、現在世の中に出回っている情報の中で非常に現実に即した理論であると私達は思います。
多摩中医薬研究会