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鼻と目の乾燥感
痩せ型の50歳、女性が来店されました。
30年間に及ぶ、鼻と目の乾燥感がご相談内容です。
若いころから一年を通して鼻の乾きと閉塞感で、日常は口呼吸がほとんどの状態。
ドライアイもある。
普段から疲れやすく、元気がでない。
下を向くと鼻水が出ることもある。
冷えることはない。
病院では目薬とビタミン剤が出されたが、症状が一向に軽減されないためにご相談にこられたとのことでした。
皮膚や目、口なども乾燥が強く、特に秋口からは空気の乾燥もあってか、秋冬は特に症状が苦しいという。
自分ではよく水分を取るように日常から気をつけてはいるが、トイレが近いのであまり多くも取れないという。
また水分を多く取りすぎると胃腸にチャポチャポ溜まるのが嫌で飲みたくても量が取れない状態。
そこで胃腸の機能を上げて水分が血液に入りやすくなる漢方薬と血液中に水分を留め易くして皮膚や鼻などの粘膜を潤していく漢方薬を使ってみた。
(料金は一ヶ月分で約1万5千円)
体液を増やしていくには時間がかかることを説明して一ヶ月ごとに経過を伺い、三ケ月目に入ったころに最初に鼻の乾燥感が消え、漢方薬の組み合わせを変えて二ケ月後にドライアイもかなり改善してきました。
基本的には体の水分保持量がもともと少ないために少しずつでも補足していくことが必要であることをお伝えし、現在でも続けて服用をしております。
本人も状態の改善を快くして頂いていますので、乾燥期以外には服用回数を減らした飲み方で、ご来店されております。
サクラ薬局