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腰が痛い

「定年時代」掲載 漢方講座第2回

「腰が痛い」、「足腰が弱くなったなぁ」と感じている中高年の方へ、腰痛には主に2種類の対処が
必要です。

1:痛みの原因となる症状を取り除く。
  経絡にある【風湿(ふうしつ)】の邪気を除く事で症状を軽減させる方法。

2:年齢と共に弱くなる足腰を強化する。
  弱くなる足腰を強化する【補腎(ほじん)」】という方法。

  中医学では腰は「腎」の中心であるという考え方があり、腰痛は「腎の力を補う」漢方薬を
 使用します。  
  中医学でいう「腎」とは、腎臓のみならず骨の代謝・強さに関係しているホルモン系、自律
  神経、免疫など広い意味をもち、補腎を行えば腰が強くなり、骨の老化を穏やかにし、腰の
  痛みから開放されるというわけです。

 また、痛みの部位が固定し、刺すような痛みがある場合は、血行を良くする【活血薬(かっけつ
やく)】を、腰が冷えて重だるい場合は、腰を温める【温陽利湿剤(おんようりしつざい)】を併用
 すると更に効果的です。
 

 ご自身の腰痛はどの様なタイプですか? 
 腰痛でお悩みの方は、是非一度中医学に精通している相談薬局・薬店へどうぞ!