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こんな人が病気になる
中国医学では、体質の上に病気が成り立つと考えている。それに基づいて考えるならば、
どんな体質があってこのような要素が加わると病気になると説明するのが道理である。
以下に体質のタイプと病気の種類を少しあげてみたい。
- 食べると太りやすいし、食べる事に喜びが大いにある。
- 食べてもそれほど太らないし、太ったとしても直ぐに戻るし何十年来洋服のサイズがほとんど変わらない。
- 食べても太れないし、逆に太る事に憧れがある。
1のタイプでは、もともと食べる事に喜びを見出すタイプであって、それを止めさせることは非常に難しいです。
内蔵のゆるみが大きいので量が入らないと満足できない傾向が強いのです。
肥満とそれに伴う膝関節痛、高血圧など物が体から排泄されにくいので臓器の働きがついてこられなくなると機能の低下による病気が発生しやすい。
高血圧、高脂血症、脂肪肝、肥満など。
2のタイプでは、意識して水分を取らないと血液がドロドロしやすいので見た目には、一見太っているようには見えないが体脂肪率が非常に高い人が多い。
糖尿、不眠、胆石、痛み、血管の梗塞、情緒の不安定が起こりやすい。
水分がもともと少なくても水を飲めという指令がでにくいので意識して水分を取る努力をしないといけないタイプ。
お腹がすくとイライラしやすく、急激に元気がなくなるので性格が極端になりやすい。
3のタイプでは、もともと下痢をしやすい人に多い。
消化吸収機能が悪い人である。風邪を引きやすく、一度体調を崩すと長引く傾向にある。体力がないのでいつも元気になりたいという衝動が強い。
上記のことはほんの断片的な事柄ではあるが、当てはまる人も結構いると思います。
日常的には多くの項目でこのような事柄を伺い、最終的にこの人はどこをどのようによくしてあげるとよい状態になるのかを考えて話を伺います。
自分の体を知ることが中医学を理解する第一歩になりますので皆さんも一度は自分の体質を知ってみる為に来店されてはいかがでしょうか。
多摩中医薬研究会