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嘔吐と下痢
年の瀬も近い年末に、朝一番で薬局に駆け込んでこられた三十代の男性。
家族で前の晩にすき焼きを食べて、今朝全員とも吐き気と下痢の症状が起こりあわてて薬局に来店されたとのことでした。
家族全員(30代のご夫婦と70代のご夫婦)に効くものをください、とのことで情報はそれしかなく、病院も年末でしまっている為に急性の胃腸感冒であると考えて、ある漢方薬を出しました。
(1人4日分1630円)
3日後に再度ご来店頂き、2日服用したら下痢と嘔吐が止まりましたとのこと。
お客様に「箱には夏風邪・・・と書いてありますが、効くんですね」と言われました。
「それは体の状態がそのようになっていたら漢方薬は効くんですよ」と答えておきました。
実際に私達が漢方薬を選ぶ際に、乾燥性の咳の場合でも、咽頭の部分に水分がないだけで胃腸に水分停滞を起している場合にも、よくこのような漢方薬を部分的に使います。
そうすると胃腸の水分が血液中に移行して咽頭の乾燥が治まってくることが多いからです。
椿ドラック