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下痢で悩んでいる方へ

 

いつも下痢をしているとそれに付随して起きてくる体のだるさや太れない、疲れやすい、下痢の心配などで外出する際に神経を使うなど余分なことまでくっ付いてくることがわずらわしくなってきます。

電車に乗っていると急に下痢を催すという設定で宣伝が一時かかっていましたが、一般の人からみると下痢止めという一つの現象をひとつの薬で対応できると勘違いしているところは否めません。

ただしここでは下痢でも膿血便の下痢(潰瘍性大腸炎など)は含みません。

下痢は大きく分けると2つの病態に分けることが出来ますが、一つは急性の下痢でもう一つは慢性の下痢です。

急性の下痢は

  1. 胃腸の風邪に付随して起こる細菌・ウイルス感染(吐き気と下痢)
  2. 暑い時に冷たいものを飲食したときの下痢(お腹が一時的に冷えた)
  3. 胃腸の消化吸収機能が低下したところに食べすぎた時の下痢(消化不良性)
  4. 神経を使っているときに急にお腹が痛くなってする下痢(ストレス性)
  5. 抗生物質など薬によって下痢を引き起こしている場合(薬剤性)
  6. 女性の生理が始まると起こす一時的な下痢(ホルモンの低下で体温が下がるため)

 

慢性の下痢は

  1. もともと食べても太れない人がいつも食事をすると軟便傾向で疲れやすい
  2. もともと食べても太れない人がお腹が冷えて下痢が続いていて疲れやすい
  3. いつも神経を使い、慢性的に下痢を起こしている場合

 

中国医学では大雑把に分けるとおよそこのような分類で下痢を分類しています。

もちろんそれぞれの病態によって使い分けをするわけです。

急性の下痢では西洋医学では大腸の腸管自体の動きを止めてしまう薬や乳酸菌製剤(整腸剤)、消化剤、抗生物質で殺菌、殺菌剤が主でもっとも欠けているのは、お腹が冷えたときに起こる下痢や消化吸収機能が低下したときに回復させるもの(胃腸の機能をあげるもの)がないことがわかります。

ストレス性では腸管の痙攣を時間で止めるので時間がくるとまた始まることが理解できます。

慢性の下痢では西洋医学では消化吸収能力が落ちた状態なので薬がなく、さらにお腹が冷えると温めるものもないということでお手上げです。

慢性的にストレスからくる下痢に対しては腸の蠕動運動を止めること以外方法がありません。

概して日本人は、胃腸など消化器系が弱い方が多く、甘いもの(胃腸の働きを弱めて緩ませる)、冷たい飲食物が多い(ビールなど冷たい飲み物、果物など)ので中国医学的には胃腸の運動能力が低下しやすい環境にあると言えそうです。

胃腸は冷えを非常に嫌うので手の平と手の甲をご自身のお腹に当ててみてください。

どちらが気持ち良いですか?

きっと手の平だと思いますよ。

昔の知恵で言うなら腹巻などがあるくらいですから。

中国医学では、西洋医学的な考察からは抜け落ちているものをカバーできるということが理解していただければと思います。

お近くの会員店などでもご相談してみて下さい。

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