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不妊症相談の上手なかかり方

 

現在不妊治療を受けなくては妊娠できない人の中で私達中国医学を学ぶものとして皆さんに上手な不妊治療の受け方とその根拠を少しお話したいと思います。

現在、婦人科で西洋医学的な不妊治療をされている方はかなりの数に上ると推定されます。

願わくばすべての妊娠を望んでいらっしゃる方に子供が授かることが理想ですが、薬剤の観点から中国医学的な見解を通して妊娠する状態を考えた場合には、まず不妊症ではないかと思ったら(子作りをしてから2年間できない場合を不妊症と言っています)まず、西洋医学的な検査をしてみて異常が無ければ、中国医学的な治療を半年から1年間(正式には2年間)してその後で西洋医学的な治療に入る方が妊娠成功率が上がるのではないかと考えています。

中国医学では、器質的な変化に対しては補助は出来ても中心は外科なので出来ません。

よって器質的な変化が無くて不妊の方に是非そのようなステップを踏んで頂きたいと思っております。

以下に西洋医学的な治療法と中国医学的な治療法を比較して簡単に書きましたので参考にしてください。

【1】 男性不妊症に対しての薬剤

造精機能障害

西洋医学ではVE、VB12、ATP製剤、循環改善剤(カリクレインなど)、中国医学では、良質アミノ酸製剤(イーパオ)、動物製剤(海馬補腎丸、至宝三鞭丸など)

【2】 血液に関するもの

西洋医学では鉄剤、VE、循環改善剤で循環が良くなるはずだが、自覚症状が少ない。中国医学では、補血剤、造血剤(参茸補血丸)、活血剤、自律神経系の調整で体が温まる機能の増強

【3】 ホルモンに関するもの

西洋医学では直接不足しているホルモンを補充するか体に増やすように錯覚させる方法。中国医学ではホルモンを機能と物質に分けて機能を上げる方法と物質を増やす方法がある

【4】 体全般に関すること

西洋医学では、薬物使用による副作用、そのための定期検査、体調の個人差がかなりある。中国医学では、不妊治療をすると体調が全般的に良くなってくる。予後がよい。

【5】 排卵日の特定に関して

西洋医学的には超音波や血中や尿中のLH測定で総合的に確認できるので確定しやすい。中国医学的には基礎体温表とおりものの量や粘度からしか推定できないので誤差を考慮するよう指導

【6】 費用全般

西洋医学では、個々に異なるが明示しており利用しやすくなっている(1回につき10万円単位)。中国医学では、費用的には西洋医学ほどかからない。個々に異なる。周期療法と弁証中心の方法もある(1ヶ月でせいぜい5万円以下)

【7】 一般の人から見た病院の漢方と中国医学の漢方の違いについて

西洋医学的な漢方の使い方には医師側の使い方としての医学的根拠が一応あるのですが、作用機序と作用を追っているために中国医学的な弁証法を使わないとうまく効果が出ません。中国医学的な漢方薬の取り扱いは、保険処方以外にもっと良いものがあるので私達は使うのであってそこに私達が皆さんに貢献できる要素があると考えています。

どうしても体の外からホルモンを補充すると後で母体に負担がかかりますのでなるべく西洋医学的な治療法を長く行わないように先に中国医学的な治療をして母体の体調を整えてから西洋医学的な治療法を行うことが良いと思います。

また出産後にきちんと漢方薬で母体の体調を調整しておくと次の妊娠へスムーズに行きやすくなることや体調の戻りが良くなることが臨床ではよく見られます。

また私の薬局では、不妊相談カードを作っておりますので相談される際には、記入してきて頂くとスムーズに相談が進みます。

また他の会員店でも相談できると思いますので一度足を運んでみてください。

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heart.gif 不妊相談カード heart.gif

  • 作成年月日:         年    月    日
  • 氏名:
  • 年齢:
  • 身長:
  • 体重:
  • 住所:
  • 電話番号:
  • 結婚:                 年間
  • 避妊:                 年間
  • 流産:                  回
  • 中絶:                  回
  • 分娩:                  回 (うち帝王切開     回)

【不妊検査について】

  • ホルモン検査:
  • 子宮内膜の厚さ:
  • 子宮内膜症(   )
  • 子宮筋腫(   )
  • 卵巣嚢腫(   )
  • 多嚢胞卵巣(   )
  • 卵管(癒着・閉塞・通水)
  • ヒューナーテスト(   )
  • 抗精子抗体(   )
  • その他(    )

【治療歴について】

  • 使用中の薬名:
  • 人工授精:
  • 体外受精:

【既往歴について】

  • 手術: 手術名(             ) 時期(               )
  • 乳腺症:
  • 肺結核:
  • 糖尿病:
  • 甲状腺機能低下或いは亢進:
  • ダイエット:
  • その他:

【月経について】

  • 初潮:
  • 無月経歴:
  • 前回の月経:
  • 周期:
  • 月経量:
  • 色:
  • 状態:(血塊が混じるなど)
  • 生理痛:
  • おりもの:

【いつもの症状】 あてはまるものに○マルをつけてください。

腰痛・性欲低下・寒がり・冷え症・尿が近い

口渇・手足のほてり・のぼせ・便秘・寝汗

食欲不振・疲れやすい・風邪引き易い・立ち眩み・血色が悪い

ため息・イライラ・不眠不安・月経前下腹や乳房が張痛

肥満・浮腫み・体が重だるい・めまい

下腹部時々痛い・黄色のオリモノ粘っこく臭い・尿黄色

肩こり・月経前の頭痛・月経痛・月経に血塊あり

【血圧】

  • 血圧:
  • 脈拍:

【生活習慣】

  • タバコ:
  • お酒:
  • その他:

【配偶者の状況】

  • 精子検査:
  • その他:

 

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