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めまいについて

 

人間の最も不安を感じる症状としては、「めまい」「動悸」「しびれ」である。
 
めまいの症状が現れると、まず最初に一般の人は耳鼻科へ行き、それから内科へ行き、最終的には検査したが特には原因がわからないというケースが非常に多い。
 
一応に内耳の浮腫みとして神経ビタミンや循環改善剤などが処方されるケースが多いように見えますが、薬を飲んでもあまり効果がない場合には中医学を利用するとよいことがある。
 
中国医学ではめまいは次のタイプに分類することで対処する方法を変えている。
 

  1. 内耳自体の問題か(耳鼻科でわかる)
  2. 内耳の機能を低下させる原因が他にある。(耳鼻科ではわからない)

 
では内耳の機能低下にはどのようなものがあるのか。
 
内耳の機能低下は自律神経と血行の状態に非常に左右されるので神経の高ぶりとのぼせが血管の緊張を強くしているのか、血液中の水分が体質的に少なくて脱水状態で粘度が高い状態なのか、貧血低血圧で胃腸虚弱で頭部に血液を上げられないのか、水分摂取が多い割りに小便が少ない浮腫タイプでむくむことで血行が一層悪くなっているのか、これらの要素にストレスが加わって発症しているケースが多いように感じます。
 
その他にももともと他の疾患をもっている方で体にもともと血オという血液の滞りを持っている場合もありますが各々の場合によって対処していくと徐々にめまいはよくなります。
 
もともと物質の不足(水分不足、血液の不足)のある場合には少し時間がかかりますが、物質はあるが流れが悪い場合には症状の取れ方は早いうちに現れます。
 
その後は予後のためにその状態に陥らない対処法をしていきますので心配の方はご相談ください。

 
 

bud.gif栄貫堂薬局bud.gif